カテゴリー「design::」の記事

design:: 気持ちをデザインする。

041002_pasta.gif簡単に食事をすませたい日、よくパスタをつくります。いろいろな太さや形をそろえておいたり、シーズニングを買っておけば、ちょっと手を加えるだけでいろいろなバリエーションができるし、ほとんどがゆでて和えるだけと簡単。

パスタを人数分はかるのには、いつもPASTA BOOKというものを使っています。穴の開いた3種類のプレートがリングで閉じてあるのですが、穴にパスタを通してそれぞれ1人分、2人分、4人分をはかることができ、組み合わせ次第で、1+2=3人分、4+1=5人分、と、何人分でも対応できる仕組みになっています。

いわゆるパスタメジャーなのですが、よくある穴が並んだプレート型のものとは違い、本のような形にデザインされているのです。計測用の穴もただの丸だけではなく、2人分はハート型、4人分は家の形をしていて、閉じて重ねると一つの絵のようにも見えます。

しかもハートはカップルの、家は家族の幸せな食事をイメージさせますよね。誰かのためにパスタを作りながら、あったかい気持ちになれる。機械的に人数分を計測するだけの道具に、シチュエーションとシンクロするデザインを施すことで、使う人の気持ちまでデザインしてしまう。。

飾っておいても可愛い。でも可愛いだけじゃない。
デザインができることは、見た目だけじゃないんです。

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design:: 飾らない、というデザイン。

ひさびさにデザインの話をします。

最近、家具や家電をみる機会がふえました。
デザイン家電などといって、インテリアショップやグラフィックデザイナーのプロデュースする家電がひとつのカテゴリーとしてもてはやされていますが、ちかごろでは、大手メーカーからもおしゃれな家電が普通に出されるようになってきているようです。

“デザイン家電”たちに共通することがあります。
それは、どれもとてもシンプルだ、ということ。

デザインにふくまれるものには、たくさんの要素があります。
機能、主張、感情、引用。。
いろ、かたち、ひかり、てざわり。。

人がイイと思うものはそれぞれ違います。
その違うところは、それぞれの経験だったり、主義だったり、環境だったりします。
でも、シンプルなものが、結局みんながイイと思うものだったりします。

シンプルは「飾りがない」のではなく、「よけいなものがない」のです。
シンプルが美しいのは、必要十分だからなのです。

シンプルはつまらないものじゃない。
「飾らない」をデザインすることが、一番むずかしかったりするのです。

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design:: オリジナルは自然の中に。

040706_flower.gif何かを表現しようとしている人なら、「オリジナリティ」という言葉に、何度かつまづいているんじゃないでしょうか。オリジナリティのある音楽。オリジナリティのあるデザイン。オリジナリティのある文章。。

これまでにも何度か他で書いたことがあるのですが、私はオリジナルは自然の中にしかない、と考えています。あたりまえなんですけどね。
デザインにつまったときはいつも、自然の形や色を見るようにしています。植物の形、雲の形、空のグラデーション。形や色の持つイメージは、全て自然の中から発しているのです。いくらデザイン集を見たって、コピーのコピーのコピーしか作ることはできません。そこにあるのはすでにイメージの寄せ集めなんですから。

謎解き『世界の中心で、愛をさけぶ』」という、「セカチュー」の解説本があります。著者はその中で、アニメ「エヴァンゲリオン」からの影響を示唆しつつも、"『世界の中心で、愛をさけぶ』のタイトルはパクリである"という世の中の批評に対して反論しています。

「そもそも現代の芸術観では先行作品を引用することじたいは悪ではありません。センスが求められるのは引用の仕方においてです。」
まぁ著作権法上からみれば引用とパクリは同じではないのですが、この論には共感できます。けれど、この「引用の仕方」という表現すら、エヴァンゲリオン解説本の中の「その引用の手つきのよさ」という一節の影響を受けていると思えるのです。。

人が自分の中からだけ引き出せるものがあるとしたら、それはその人の記憶と発想、なのじゃないでしょうか。引用は悪いことではありません。日本には「本歌取り」という由緒あるパクリ(失礼)文化があります。自分が良いと思うものを、人も良いと思うように、ととのえて出してあげるセンスだけが、人がオリジナリティを出せる場所なんじゃないでしょうか。

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design::デザインのネタは日常の諦めている不便利から。

GREE友達が、ちょっとおもしろいことを書いていました。長いですが引用します。

おつりをもらうとき、店員は必ず「まず大きいほうから」と言い、札を渡してくる。そしてそのあと小銭を渡してくるわけだ。
これなんでなんだろう?

レジで支払いをするとき、小銭だけじゃ払いきれない金額のときはまず札を出す。そして細かいのがあれば小銭を足して支払うっていう順序になる。このとき買い手側の財布は札入れのところではなく、小銭を入れるところがあいているわけだ。なのに店員はさきに札を渡してくる。無理にやろうとすると財布の中の小銭がこぼれちゃうかもしれないので、買い手側はいったん小銭のほうの口をしめなきゃならない。そんで札を受け取って財布にしまうと、間髪いれずに小銭のお返しがやってくる。すると買い手側はあわただしく、また小銭のほうをあけなくてはならない。なんという手間なんだろうか・・・
(貴顕紳士Tomoyukingの雑学日記:
コンビニでおかいもの)

そこで、「起業のネタは日常の諦めている不便利から」に投稿してみました。

自動支払い財布:金額を入力すると、自動的に必要なお札と小銭を出してくれる。「500円玉は貯金するので使わない」「小銭を優先的に使う」などのカスタマイズも可能!!これでもう、レジでもたつくこともありません♪
※注:入ってないものは、でてきません。
ちっとも採用されなそうですが。。(゚д゚lll)
言ってみれば、「不便利に合わせた道具のデザイン」です。
(6月14日、「オートマ財布」として採用されました(・∀・)ヤタ !)

でも、なぜコンビニの店員はお札を先に渡すのでしょう。。??
「1万円札入りまーす」から想像するに、お札は大金なので、先に客に返すべき、ということなのでしょうか。
もし、このことが多くの人の不便利を招いているとしたら、サービスを提供する者は、そこに気遣いをみせるべきなのではないでしょうか?小銭を先に返すことで、レジのやりとりがスムーズになるとしたら?
言ってみれば、「不便利を解消する行動のデザイン」です。
コミュニケーションのデザインと言ってもいいでしょう。

お釣りを返す方法には他に、
 ・お札に小銭をのせて手渡す。
 ・トレーにお札と小銭をのせて、客の好きなように取らせる
というのもあります。
前者は、そのままうまく小銭入れにすべりこませられればいいですが、ちょっとあぶなっかしいですね。どちらかが小銭を落とす場面もよく見かけます。
後者は、小銭が多い場合、一つ一つ拾うのがわずらわしいですね。

一概に「どの方法が良い」とは言えないわけですが、多くの人がスムーズにやりとりできる方法を選択したいですね。客の状況を瞬時に見極めて、臨機応変に対応する店員がいたら、わたしはそのコンビニに行くでしょうね。。これからはコンビニだって五つ星レストラン並のサービスで差別化です!
まぁ、みんなSuicaやEdyで「ぴぴっ」とやっちゃえば一番いいんですが、、今後はそうなっていくのかな。

日常の中で、こんな風に他人とのやりとりでもたついてしまうことは、他にもいろいろ考えられますよね。
たとえば、名刺交換。
両手で受け取るのがマナーですが、先に差し出すのもマナー。大抵はお互いが同時に差し出して、「片手で失礼します。。」と、どっちも「失礼」な人になりつつ、もそもそと交換する。
あーーちっともスマートじゃない!!

カッコイイの基準も変わっていくんですから、マナーもどんどん、新しいものにデザインしなおしていく必要が、あるんじゃないでしょうかね。。??

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design:: 使い慣れたインターフェイス。を、どうするか?

040521_tea.gif冬も終わりのある日のことです。お茶をいれようとして給茶機の真ん中にカップを置き、左端のウーロン茶のボタンを押しました。

だーっ。
ウーロン茶はカップの外に注がれています。。     Σ(゚Д゚; ) ハッ

そう、この給茶機は、「ドリンクの数だけ注ぎ口があるタイプ」のものだったのです!!
つまり、コップはそれぞれのドリンクボタンの真下に置けばよい。押せばその下に出てくる。最も直感的なインターフェイスとも言え、しかもいつも利用している会社の給茶機であるにもかかわらず、なぜ間違えてしまったのか。。?!

ドリンクサーバーのインターフェイスについて、少し考えて見ましょう。
ファミレスによくあるブルーのコーヒーマシーンを思い出してください。思い出せない人は、見に行ってください。ブレンド、カフェオレ、お湯、などのボタンが並んでいます。カップを置く場所は広く、それぞれのボタンの下におけそうです。。
( ´∀`)つt[]
しかし!実際ドリンクが出てくるのは1箇所(場合によっては2箇所)であり、飲みたいドリンクのボタンの真下にカップを置いてぼーっとしていても、飲めない可能性があるのです!
そんな人が続出するからなのでしょうか。注ぎ口の下にはココに置け!とばかりにガイドが設置され、さらに「カップはココに置いてください!」などの注意書きが貼られています。親切なようですが、ごちゃごちゃとして理解に時間がかかり、未だにボタンを押すときはドキドキしてしまいます。ドリンクサーバーの中では、最も失敗なインターフェイスと言えるでしょう。
ちなみに、コーヒーは1度押したら適量でてきますが、となりのジュースサーバーは押している間だけでてきます。違う動作をするマシンが混在している環境というのもいただけませんね。

それなら、どんな形になっていれば良いでしょうか。。?もちろん、一番いいのはベンダーですね。カップは自動的に正しい位置に設置され、注ぎ終わりも知らせてくれる。が、これは「わかりやすいかどうか」という議論の外なので、除外しましょう。
要は、カップを置く場所を間違えなければいい。カップを置ける場所は1つ。どのボタンを押しても、出てくるのは1箇所。そういうマシン、どこかにあったかな。。?

それは、高速のサービスエリアの給茶機。玄米茶と緑茶と2種がある、あれです。私は冬の間よく高速を利用するので、この置き場に悩まないマシーンに慣れていたんです。だから、違う動作をする会社の給茶機で間違えてしまったんですね。

使い慣れた良いインターフェースは、考えることなく直感的に操作しています。それが、似ているけれど違うものに入れ替わったとき、とまどってしまうのです。ケータイを違うメーカーの端末に変えたとき。Mac版からWin版に移行したとき。まぁどうせすぐに慣れるんですから、全部を同じにする必要はありません。だけど、みんなが慣れた形があるなら、それを生かしたほうがいいですよね。斬新なインターフェイスを考えるなら、従来のものよりわかりやすくなければ、変える意味はないのです。

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design:: つくるなら捨てられないものを。

040426_suica.jpgSuicaでお買い物をしてみた。

Edyと同じ要領です。どうぞー、と言われたら、ピッ、てやる。
どうぞーと言われなくてもピッてできるとよいのですが。
キャンペーンです。と、ペンギンの顔シールをくれます。

ガーン!か、かわいい( -ω-*)!!
。。何のキャンペーンかわかんないけど!!

キャンペーンのシールは、キャンペーン以外のことに使えてもいいんだ。。
応募するほど集まらなくても(そもそも応募するのかもわからないのですが)、貼って楽しい、集めてカワイイ、財布に入れて貧乏くさくない。

他の用途がある。
それ自体かわいい。
ぽいっ、と捨てられない、そんなものをつくりたいですね。

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design:: 使い勝手をよくする。

yahoo!毎日使っていたMyYahoo!の辞書が変わってしまいました。。

内容はより詳しくなったように思いますが、検索時に辞書を選択しなくてはならなくなりました。以前はデフォルトが全検索だったので、たとえば英単語を入力して検索すれば、英語の辞書からと、国語辞書のカタカナ語からの候補をいっぺんに表示してくれていました。ところが今度はデフォルトが国語辞書になっているので、単語を入れてそのままエンターを押すと、エラーを返され、検索しなおしになってしまいます。

なぜデフォルトの辞書を変えてしまったのでしょうね。。日本語を検索する人のほうが多かったのでしょうか??全検索のままでは何か都合が悪かったのでしょうか。データが増えすぎたせいでしょうかね。デフォルト辞書を自分で設定できれば、いちばんいいですね。

英辞郎2年ほど前に、オンライン辞書英辞郎(スペースアルク内)がバージョンアップしたことがありました。以前は英和か和英を正しく選択してから検索しなくてはならなかったのですが、自動判別されるようになり、とても使いやすくなっています。

たいした手間ではないのかもしれませんが、毎日何度も行う作業となると、かなりストレスを感じるものです。

私のケータイには指紋認証機能がついています。普段、メールを勝手に見られないようにロックをかけているのですが(別に見られてこまるわけじゃないですが ヽ(゚Д゚;))、解除にはふつう4桁の暗証番号を入力する必要があります。指紋認証ならワンタッチで済むので、楽ですよね。実際はいつも2,3回あてないと認証されないので、もっと認識率がアップすれば、の話ですが。。

いつも何気なく使っているもので、こうだったらもっと使いやすいのに、と思うものはありませんか?
手数を少なく、ストレスなく操作できる方法を考える。インターフェースデザインの、一番難しく、面白いところです。

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design:: 伝えたいことはなんですか?

ゲレンデでみかけた、安全なスノーボーディングを呼びかけるポスター

スタイリッシュな英語のロゴ。どう考えても安全そうじゃない滑りをしているスノーボーダー。っていうか、そこコースじゃないですよね!

言ってることとやってることがぜんぜん違うだろ~~。しかも、メッセージが英語じゃ読み飛ばされる確立高。「+safety」っていう雑誌のPRかと思いました。。ちなみに、黄色と黒の組み合わせは、危険を知らせる色です。
なんでこんなことになっちゃうんでしょうね??横には読みにくい色で書かれた"SMART STYLE"、"イージースタイルで行こう。"などのメッセージが。。なるほど。。。

たぶん要件はこうです。
1)安全なスノーボーディンクを呼びかけたい
2)危険なことがカッコいいと思っている若者たちに、安全なスノーボーダーはカッコいいと思わせたい

解決法はこうですね。
答)安全なスノーボーディングをカッコよく、しかも安全の内容をはっきりと伝える。

それが、「カッコいい」に注目するあまり。。
誤)カッコいいスノーボードのポスターをつくる。そこに安全のメッセージを入れる。

たしかに相反する要素を組み合わせてうまく伝えるのは非常に難しいことです。けれど、見た目に気をとられて伝えたいことがおろそかになってしまっては、何にもなりませんよね。

参考>>design:: 問題を解決する。

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design:: 【干支時計】 見えないものを見せる。







半年くらい前からつくりかけでほったらかしだった干支時計。

←地味ですが動いてます。

よく見ると、普通の時計の文字盤を干支にしただけじゃなく、忠実に昔の時間を表現しています。一日を十二で割ってひとつひとつに干支を当てはめ、さらに四つに割ったのが一刻だったんですね。しかも子の一から始まってるわけじゃないからややこしい、、。漢字で時刻の表記もでます。なかなか渋いでしょ。
デスクトップのはじっこにでも置いといてみてください。午前午後の本来の意味も感じられるし、残業で遅くなってふと干支時計をみたら、ひ?、今丑三つ時なんだ。。なんてね。。昔の時の流れを感じられるかもしれませんね。

干支時計ダウンロード(ZIP 17.0KB)
※解凍したファイルはブラウザなどで開いて再生してください

いつも見慣れた時計のかたち。だけど、時ってほんとは目に見えないものですよね。いつもとは違うかたちで、それを視覚化してみる。体験のデザインを手軽にできるのが、Flashのいいところだとすれば(ムダに動かすだけかと思ってましたが、、)もっと勉強してみる価値があるのかな。
これからたまにFlashで作ったおもちゃを公開していくのもいいかなと思ってます。

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design:: 共通の言葉をもつ。

デザインをする仕事をしていると、かならずぶちあたる
クライアントの壁。

一生懸命デザインして、自信満々で持っていったら
たいした理由もなくあっさりひっくり返された。
一から作り直す。
ムダな稼動が発生する。
モチベーションが下がる。。

よくあることです。

わかってねー!!って悪態つくのは簡単。向こうだって、いつまでたってもろくなの持ってこねー、って思ってるんです。だけどそれじゃいつまでたっても納得のいく仕事なんてできないですよね。

お互いが、共通の言葉をもたないことが問題なんであります。

説得するのか?
相手の意を汲むのか?
合意に達するのか?

いずれにせよ、結局はコミュニケーション不足ってことなんですよね。

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