朝の電車でのできごと。
空いた座席に座ろうとすると、ちょうど同じ席を目指してきた、高校生ぐらいの女の子が。ちょっとの差で私が座ってしまったのを見ると、彼女は「うわっ、サイアク。。」と吐きすてて背を向けて行こうとしました。
そんなこと言われたらこっちだってびっくりするし、気分も悪い。腰を上げて呼び止め、おそるおそる「あ、座りますか。。?」
すると、彼女はぱっと振り向いて、笑って「あっ、いえっ、だいじょうぶですっ」。。
好意は最強の武器。
誰でも好意を見せられれば、無下にはできないものです。
彼女だって、そもそもそんなに怒っていたわけじゃなく、イライラしてつい言ってしまっただけ。だったら、最初からそんなこと言わない方がいい。相手も周りも気分が悪いし、自分だって、そう口に出すことで、ただ「座れなかった」という事実が「サイアクの出来事」になってしまうのです。。
そして言われた方も。「サイアク」と言われたままだまっていたら、ほんとうにサイアクな気分のまま、終点まで行くところです。そこで一緒になって怒らずに、一言かけたことで、ちょっと場の空気が変わった。
きっと誰でも似たような体験をしたことがあるでしょう。怒る側も、怒られる側も。そして、素直になれたときも、意地をはってしまったことも。
ただでさえイライラする朝のラッシュ。自分のことだけに集中していると、思わずキツイ態度をとってしまいがちです。あとで後悔するとわかっていても、不意をつかれるとついわがままがでてしまうもの。
むずかしいことだけど、いつでも笑って好意を返す準備を、どこかでしていたいな、と思った朝でした。
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